【2026年10月29日】暗号資産最新ニュースまとめ|今日押さえるべき5選と投資家・企業が知っておきたいポイント

暗号資産
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2026年10月28日(米国時間)は、FOMCの政策金利据え置きを受けてビットコインが8万ドル台を維持する一方、ETF資金は2営業日連続で流入に転じました。本記事では、前日までの記事で扱っていない新しい動きを中心に、投資家・企業担当者が押さえておきたい5件を整理します。


1. FOMCが政策金利を据え置き|ビットコイン8.1万ドル台で推移、市場への影響は

米連邦準備制度理事会(FRB)は10月28日、政策金利を3.75〜4%に据え置きました。声明では「インフレは依然として高い」との認識が示され、将来の追加利上げの可能性も排除されていません。同日夕方時点の価格は、ビットコインが約8万1,220ドル(前日比+0.52%、7日間では-3.4%)、イーサリアムが約2,363ドル、ソラナが約102.6ドルでした。

前日までの記事ではFOMC前の警戒感を取り上げましたが、今回は結果の確定が新しい材料です。ただし報道では、現物ETFが数日間上昇したものの持続的な資金流入が確認されなければ安定化とは言えず、回復は「説得力に欠ける」と評価されています。

情報源: The Motley Fool「Crypto Market Today, Oct. 28」

💡 活用の一言: 29日以降もPCE統計やBig Tech決算が控えるため、短期の値動きに一喜一憂せず、マクロ指標カレンダーとあわせてポジションサイズを点検しておきましょう。


2. ビットコイン現物ETFが2日間で約2.86億ドル流入|10月の純流出は約2,600万ドルまで縮小【続報】

SoSoValueのデータによると、米国の現物ビットコインETFは10月26日に約1.1億ドル、27日に約1.76億ドルの資金が流入し、2営業日の合計は約2.86億ドルとなりました。27日はブラックロックのIBITが約1.515億ドル、フィデリティのFBTCが約2,450万ドルでした。これにより、22〜23日の約7.7億ドルの流出で膨らんだ10月の純流出は、約2,600万ドルまで縮小しています。

前回までの記事では「流出」が中心でしたが、今回は反転という変化点があります。もっとも、報道自体が「部分的な戻りであり持続的な反転とは言えない」と位置づけており、価格上昇とETF流入の因果関係もデータだけでは断定できないとされています。

情報源: Crypto Economy「Bitcoin ETFs Trim October Outflows to $26M After Fresh Inflows」、Cointribune

💡 活用の一言: 日次の流入出は振れが大きいため、週次・月次の累計で資金の方向感を確認する習慣をつけると判断のブレを減らせます。


3. RippleのステーブルコインRLUSDがCoinbaseに上場|時価総額24億ドル超、Moody's A2格付けも

Rippleは10月28日、米ドル建てステーブルコインRLUSDをCoinbaseで提供開始しました。Coinbase Prime(機関投資家向け)、Coinbase Exchange、リテール向けアプリで取引・保管でき、米ドルや対象のドルステーブルコインと1対1で交換できます。対応チェーンはXRP Ledger、イーサリアム、Coinbaseの「Base」の3つで、RippleはBase上の流動性を供給するとしています。

RLUSDの時価総額は2024年12月のローンチ以降に24億ドルを超えたとされ、BNYが主要な準備金カストディアンを務めます。Moody'sからはA2の格付けも付与されていますが、これは信用力に関する評価であり、価格の1ドル維持(ペッグ)を保証するものではない点に注意が必要です。報酬プログラムや手数料、対象国などは未発表です。

情報源: crypto.news「Ripple's RLUSD launches on Coinbase」

💡 活用の一言: ステーブルコインを決済や財務に使う企業は、発行体・準備資産・対応チェーンの3点を比較表にして選定基準を整理しておくと検討が進めやすくなります。


4. Wintermute「ビットコインの次の動きは原油次第」|8.2万ドル回復か、8万ドル割れで7.6万ドルのシナリオ

大手マーケットメイカーWintermuteのOTCデスクは、「弱気ではないが、FRB会合を前に極めて慎重」との見解を示しました。ビットコインは株式市場(ナスダック)との連動を強めており、4年サイクルの独立性は薄れたと指摘しています。背景として、米株の信用取引残高が1.5兆ドルの過去最高水準にあり、株式のデレバレッジが暗号資産に波及しうる点を挙げています。

また、ブレント原油が100ドルを超えてインフレ圧力が高まっており、120ドルを突破した場合は12月の利上げが基本シナリオになるとの見方です。強気シナリオは8.2万〜8.25万ドルの回復維持、弱気シナリオは8万ドル割れで7.6万ドル、さらに7万ドルまでのリスクが示されています。なお、これは一社の見解であり、予測が外れる可能性もあります。

情報源: KuCoin News「Bitcoin's next move now tied to oil prices, says Wintermute」

💡 活用の一言: 暗号資産の分析でも、原油・株式信用残高・金利見通しといった外部要因を並べて見ると、リスクシナリオの想定が立てやすくなります。


5. DeFi・トークン化の新機能が相次ぐ|Chainlink、Uniswap、Ondo、BNB Chain

KuCoinの日次レポートによると、Chainlinkは「CustodySync」を開始し、カストディ下の資産をDeFiレンディングの担保として利用できるようにしました。Uniswap v4では「Aggregator Hooks」によりCurveやPancakeSwapの外部流動性を取り込み、外部経由の取引手数料でUNIをバーンする仕組みが導入されます。また、Ondoのトークン化株式・ETFがRobinhood Chain上で開始され、BNB Chainは既存のBSCを維持したまま新たなレイヤー1を計画していると伝えられています。

いずれも伝統金融とDeFiの接続を深める動きですが、同レポートは出典を個別に明示しておらず、第三者情報を含むと断っています。詳細は各プロジェクトの公式発表での確認が必要です。

情報源: KuCoin News「Crypto Daily Market Report: October 28, 2026」

💡 活用の一言: 新機能は期待先行になりやすいため、利用前に公式ドキュメントで仕様・監査状況・担保条件を確認することが重要です。


まとめ

今日の5件に共通するのは、FRBの据え置きという「結果確定」を受けつつも、市場がなお原油価格やインフレ、株式市場の動向に左右されやすい点です。ETFの資金は反転したものの持続性は未確認で、一方でステーブルコインやトークン化といった実需寄りの動きは着実に進んでいます。短期の価格よりも、資金フローと制度・インフラ整備の両面を継続的に追うことが有効でしょう。

本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

本記事は2026年10月29日時点の情報をもとに作成しています。最新情報は各引用元サイトをご確認ください。

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