【2026年10月5日】暗号資産最新ニュースまとめ|今日押さえるべき6選と投資家・企業が知っておきたいポイント

暗号資産
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週明けの暗号資産市場は、米国のステーブルコイン規制の具体化と、ETF資金流入の失速という材料が並びました。海外の一次情報を中心に、投資家・事業者が確認しておきたい6件を整理します。なお、10月4日までに取り上げたSEC保管規則案やBitget事案などは、本記事では新たな進展があるものに絞っています。

1. 米財務省がGENIUS法の初の暫定最終規則を公表|100億ドル基準でステーブルコイン市場が二分

米財務省は9月30日、GENIUS法に基づくステーブルコイン認証審査委員会(SCRC)の手続きを定める暫定最終規則を公表しました。州の規制枠組みが連邦基準と「実質的に同等」かを審査する仕組みで、発行額100億ドル以下の発行体は州規制を選べる一方、超える場合は360日以内に連邦枠組みへ移行するか免除を得る必要があります。パブコメは11月30日まで受け付けられ、実際の運用開始にはOMBの承認が必要で、認証の最終期限は2028年1月18日とされています。

情報源: Forkast

💡 活用の一言: 国内外でステーブルコインを扱う事業者は、自社・提携先の発行規模が100億ドル基準のどちら側に入るかと、パブコメ期限(11月30日)を確認しておきましょう。


2. FiservのデジタルアセットプラットフォームがSolana上で稼働|ノースダコタ州「Roughrider Coin」とは

Fiservは10月1日、金融機関向けデジタルアセットプラットフォームが顧客企業で本番稼働したと発表しました。最初の事例はノースダコタ銀行のドル連動ステーブルコイン「Roughrider Coin」で、州内90超の銀行・信用組合がSolana上で銀行間送金に利用します。発行・カストディはVersaBank、インフラはFireblocksが担い、カード発行、クロスボーダー決済、トークン化預金などにも対応するとしています。

情報源: Fiserv Investor Relations

💡 活用の一言: 銀行勘定系ベンダー経由でステーブルコインが導入される流れが現実化しています。自社の決済・資金管理への影響を検討する材料になります。


3. ビットコインETFの資金流入が失速|10月相場に残る4つの懸念とは

CryptoRankによると、BTC価格は10月4日時点で約85,320ドルです。米スポットETFの日次流入は9月21日のピーク約9.99億ドルから9月28日には約3,107万ドルへ縮小し、9月30日には約1.49億ドルの純流出となりました。ステーブルコイン供給も5月以降で約140億ドル減少しており、流動性の薄さと中東情勢の地政学リスクも重しとして挙げられています。

情報源: CryptoRank

💡 活用の一言: 資金フロー指標は短期で大きく振れます。単日の数字ではなく、ETFフローとステーブルコイン供給の推移を併せて確認しましょう。


4. Mt. Gox返済期限の10月31日が接近|ラベル付きウォレットに約34,387BTC

同じくCryptoRankの分析では、Mt. Gox関連のラベル付きウォレットに約34,387BTC(約28.8億ドル相当)が残っており、返済期限は10月31日です。期限直前に延長や分配の発表が出る可能性が指摘されており、売り圧力の観測材料として市場が注視しています。

情報源: CryptoRank

💡 活用の一言: 公式発表とオンチェーンの動きを分けて確認し、噂ベースの売買は避けるのが無難です。


5. 英FCAが暗号資産の認可申請を受付開始|2027年10月25日に新制度スタート

FinTech Weeklyの週次整理によると、英FCAは9月30日に暗号資産事業者の認可申請ゲートウェイを開き、申請は2027年2月28日まで受け付けます。新制度の開始は2027年10月25日です。あわせて、シンガポールMASのステーブルコイン協議は10月16日締切、日本のFSAは9月29日に第4次の決済イノベーションプロジェクトを承認しています。

情報源: FinTech Weekly

💡 活用の一言: 英国向けにサービス提供する事業者は、申請スケジュールから逆算した準備が必要です。


6. 9月のハッキング被害は7.66億ドルで年内最悪|10月2日にはAave v3 Safe Moduleでも事案

Shattered.ioの集計では、9月の暗号資産ハッキング被害は約7.66億ドルと2026年で最悪の月でした。Bitget(約3.9億ドル規模)に続き、Liquid Networkでは攻撃者が約3,400BTCを返還した点が特筆されます。10月2日にはAave v3 Safe Moduleで約114ETHが侵害されました。監査対象外の領域への攻撃による損失が約8.85億ドルに上るとの調査も紹介されています。

情報源: Shattered.io

💡 活用の一言: 監査済みでも安心できません。運用ウォレットの権限管理やサードパーティ基盤の点検が重要です。


まとめ

今日の6件に共通するのは、規制の具体化(米英)と、市場の資金流入の鈍化・セキュリティリスクという「制度の前進と相場の慎重さ」の対比です。ステーブルコインが実務の決済基盤へ入り始める一方、10月末のイベントに注意が必要です。

本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

本記事は2026年10月5日時点の情報をもとに作成しています。最新情報は各引用元サイトをご確認ください。

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